マルチリンガールがミニマリスト・海外就職を目指すブログ

公務員保健師退職、中国語を台中で勉強した後、就職で路頭に迷っていたところ、台北の外資系企業に現地就職出来ました。

外資系企業の面接を通過してから難航したリファレンスチェック(前職が公務員の方特に必見!)

こんにちは、茉莉です。

 

 

 この記事にお勧めの人

  • 会社にリファレンスチェックが必要と言われたが何かわからない人
  • リファレンスチェックの内容が知りたい人
  • 前職が公務員の人

 

 

前回、ブログ投稿の時に「リファレンスチェックがメンドクサカッタ」

 とお話ししました。

 

前回の記事はこちら↓↓

minimabroad.hatenadiary.jp

 

何故リファレンスチェックが必要なの?

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事の発端は、私が就職予定会社の人事(以下;うちのHR)が

※注 HR=Human resource つまり人事部のことです。

 

「はろー。前職の会社に君の働きぶりを聞きたいので、上司と同僚を紹介してくれ☆よろしく!

ちなみに、このリファレンスチャック次第で合格が決まるよ」

 

要約すると上のようなことを言ってきたんです。

 

そもそもリファレンスチャックとはなんでしょうか?

前回の記事読んでくれた方は復習です。

 

「Reference Check(リファレンスチェック)」とは何か?

直訳すると「身元保証」。採用企業が求職者の前職の同僚や上司に対して、求職者の経歴、仕事ぶり、人柄を確認する選考のひとつです。

その実施の方法は採用企業によって様々ですが、多くは求職者に確認をとって2-3名ほど推薦者を出して頂き、エージェントや求人企業の人事が推薦者に直接電話をかけて求職者について質問します。

 

これ、うちのHRがくれたメールから引用しているのだけど、もしどこかのサイトから無断引用だったらごめんなさい!多用してます<(_ _)>

 

具体的にリファレンスチェックって何を聞かれるの?

これは、会社によって異なるみたいです。

別の方のブログを拝見した際、

「~さんはどのような方でしたか?」とラインが送られてきて、それに回答する形もあるようでした。

 

うちの場合、

質問がいくらか送られてきました。

  • 前職の退職理由
  • 前職の職務内容、仕事ぶり(責任感に対する評価)
  • 前職で貢献した実績
  • 前職でのコミュニケーションにおける態度
  • 性格、強み及び弱み
  • 足りない経験やスキル
  • (私と)もう一度働きたいか

など11項目ありました。

 

ちなみに、【最後のもう一度一緒に働きたいか】の項目で【No】なんてコメントいただくと、【一緒に働きたくないような人】というそのままの評価が下る可能性があるので、少しでも盛ってもらえるようお願いしたいところですw

 

何故私の場合リファレンスチェックが難航したのか?

 私は同僚と直属上司(つまりメンターでもあります)にお願いするつもりでした。

 

 

そもそも、うちのHRは、カジュアルトークのつもりだったみたいなんです。

 

私も

「職場のEメールなら決裁とか必要かもしれないが、

プライベートEメールなら、受けてもらえるかもしれない」

と気軽に考え、電話で上司に相談しました。

 

すると、上司

「もともと人事評価していた身分だから、個人でもコメントはできない。人事課通して連絡して」と。

 

上司がそんなわけなので、同僚も「なら、上司と一緒で人事課経由で・・・」

となってしまったんです。

 

ちなみに、出向してきていらっしゃった元上司にも連絡してみたのですが

「組織上、筋は通したほうがいいから、今の上司に聞いてみて」

と、回答が…。

 

みんな、堅すぎる‥‥

 

私は合格すれば、そのままビザ申請をしないといけないので、早くこの工程を通過してしまいたい。

しかし、人事課を通す時点でかなり時間がかかることが予想されるという。

 

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あーあ。どうするかな…(笑)

 

 

リファレンスチェック進行法について人事課へ問い合わせる

週明け前職の人事課へ問い合わせたところ、

前科がないので、調べさせてください。」と…

 

 夕方再び問い合わせると、「依頼文ください、うち(人事課)で受け取って内容を確認した後該当課へうちから依頼します」と。

 

そんなわけで、そそくさと依頼文を作成送付。

 

一方でうちのHRへ事情説明。

若干「なんでそんなややこしいことになっているんだ…⁈」と呆れを感じましたが、

日本の企業体制を理解してもらいました。

 

リファレンスチェックの具体的な流れ

私が前職の人事課に依頼書を送付

うちのHRがメールを送付(海外からの送付なので、セキュリティが引っかからないか気を付けてください!)

前職の人事課が受け取り、前職の該当課へ依頼送付

前職の該当課が作成

前職の該当課内で決裁・返送

うちのHRが受け取り、本社のHRと協議

採用決定

 

だったようです。

 

本来1日で終わりうる工程が3日ほどかかりました。

これでも、私の前職上司・同僚へ大分迷惑を掛けました‥本当にごめんなさい。

 

注意点

その1.

リファレンスチェックが必要な会社は外資系が多い=本部が外国人が多いので、

質問内容が英語で送られてくる可能性があります。

 

前職は英語案件が来たら私を呼ぶくらい英語拒否環境だったので、英語で質問回答なんて無理難題。。(笑)

 

そんな時に備えて、送付するHR側に「日本語で送ってほしい」とお願いしておきましょう。

 

その2.

海外からメールが送付されると、受け取る側がスパムとして受け取れないように設定されている可能性があります。

 

HR側がメール送信した際、自分にBccまたはCcでつけてもらいましょう。

(リファレンスチェックの質問内容も同様にチェックが出来ますw)

 

 

その3.

リファレンスチェックで、連絡を取っている上司・同僚がいなければ大人しく人事課に相談すべきかと思います。

それでも、辛うじて書いてもらえそうな人をピックアップしておくことをお勧めします。

 

 まとめ

そんなわけで、無事に採用を頂いたわけですが

 公務員ではなければここまでややこしくないかもしれません。

 

いや、どこも実はコンプライアンス堅いのかな?

 

すごくマイナーな記事ですが誰かの役に立ちますように!